エロゲ プレイ リポート

nine tailの「天ツ風」体験版

忍者ものや任侠ものは当たった試がないので興味なかったのですが
キャララ！でnine tailの新営業　粗ガーが熱く
輪姦！輪姦！　え？触手はちょっと・・・と語ってくれたのでプレイしてみました。

プレイ開始時は平べったい絵がちょこまか動いて弱いものイジメして
るだけで大した事ねぇなと思ってましたが
「外法七人衆」が現れるところあたりからガラッと印象が変わった。
物語の序盤で七人衆の道眼と鉢合わせしますが、最初は対峙しません。
手下をけしかけこちらの力量を測りじわじわとなぶっていく。
その時の愉悦に満ちた表情が陰惨な物語の雰囲気をうまく醸し出していい感じだった。

結果霞谷衆の夕凪が捕まり篭絡されて　里のありかをばらされ壊滅してしまうが
奇襲を受けて簡単に全滅するならその後の反撃も到底無理
英雄設定で無理難題押し通すのかなと思ってたら
敵方の頭領が主人公に何やら種の植え込みます。
これのおかげかどうか、ともかく
単純な復讐劇じゃなく「外法」に関わる何らかの設定で
物語の深みがグッと増して興味深くなった。
（里の壊滅も死人を操ったり、影を操ったりと普通の忍術じゃないので
　そういう流れになるのはむしろ自然）

その後紗代姫の支援を足がかりに反撃を開始するところまでが収録されてます。
これから物語が動き出すってところまでで結構ボリュームがあり
起承転結がしっかりしているようなので全体通して考えるとかなり面白そう。
（感覚的には里見八犬伝みたいな感じかなぁ）
シナリオボリューム4.8Mは伊達じゃないって事だね。（通常の３～４倍らしい）

エロシーンについては絵は一枚絵が表示されるだけなんで視覚的には物足りないけど
物語の流れにのったHイベントと妖艶な女性キャラ+ボイスで中々良いです。
和姦、輪姦、獣姦、触手とあるし・・・　　　　とまぁ

一つの物語としてかなり楽しめそうでした。

130cmの「ふりフリ」体験版

これもタイプじゃないので評価は低め。
１８禁作品としては中途半端と思った。

ストーリーはガラクタの降る街に異界からの来訪者がやってきたおかげで
ガラクタに関わる頻度が増えて、その分変な事によくあうようになるって話
その変な事の終わりがHイベントに繋がってて
なし崩しにHをするので安易すぎて嫌な感じだった。
ギャルゲーにするか抜きゲーにするかハッキリさせたほうが良かったと思う。

異界の住人はポテンシャル高いので
鎌で大木を10本くらい一撃で両断したり
鎚でコンクリの大穴あけたりは当たり前
馬子鹿子はトリッキーでお供のギムギムの分裂攻撃
を目くらましに使って盗みを働く。
この辺の動きが多彩で
みのりと潤　ホロビとメルルーサの掛け合いとあわさって
楽しむとしたらここのところだと思う。

ただしベタなノリなのでやっぱり自分には楽しめなかった。

PULLTOPの「てとてトライオン！」体験版

８月タイトルでは一番注目されているんじゃなかろうかという事で
流れにのってみました。

８月はドタバタコメディものが多いのかな・・・
こういうタイプは私は好きじゃないのでマイナスよりで書いてます。

ストーリーは放浪の科学者の父親の指示で転校するところから始まって
父親が設計したPITA（生体認証のようなもの）の上位権限を持っていたせいで
学校中の様々なところでトラブルにあい
それを女の子達と解決していくことになります。（権限が単独で発動しないため）

全体のクオリティはもの凄く高いんです。
CGの塗りやスクリプト、活劇の流れ等は凄く良い。
（メカニカルな演出が特に良い）
いいんだけどセキュリティロボの暴走に巻き込まれたり
変形する校舎の中を自転車で滑走したりの
お約束の展開が多くて興味が持てない。
ヒロインも、マイペース、ボケ、傍若無人、黒幕の４人なんで
上下関係とかで大体の流れは想像できるかと思います。変化球はなし。

簡単に言うと定番作品なんで賑やかな作品が好きな人とか
フルメタがイケるクチの人なら楽しめると思います。

見た目に騙されてはいけない！

ASa Projectの『HimeのちHoney』体験版

ぱっと見荘厳な校舎とお嬢様設定ということで
ここ暫くのタイトルを振り返りがちですが
この作品はそれらと１８０度反対の作品になってます。

ストーリーは勝気な性格の主人公がお嬢様校に入ったら
陰湿なイジメと破天荒な生徒会長のせいで
ハチャメチャな学園下克上生活を送る事になるといったものなんですが
端的にいうとギャグものです。

個人的に注目がマイケル
はぐれものという事で理緒共々主人公と仲良くなるのだが
主人公が生徒会に入るに至る前過程できよらのパンチラを見た事を
全校生徒に風聞として流します。きよらに「金で雇われて」。。。
ちょΣおま！！、、、　僅か半日の友人関係か
と思ってたら実は恵理栖に雇われていて意図的に噂を流して
鶴未の目に留まるように仕向けていたという曲者ぶり
顔の色そのまんま濃いキャラだった。

他のキャラもアクが強いのが揃ってるので
（ここでは割愛するので）公式HPでチェックして下さい。

主人公に敵対する勢力、支援する勢力、学園外で出会う女の子達と
綺麗に相関関係が分かれてて頻繁に小競り合いが起こるので
退屈はしないと思います。

さぁ今から出発
今年は行くとこ多いんで大変だ

もう発売してるんでうちのコンセプトからすると意味ないですが
プレイしたからには挙げます「BackStage」体験版

正直見くびってました。
演劇を趣味にしてる人の恋愛を描いたものかと思ってましたが
そんな事はない、もの凄く真面目な作品。

主人公と京香は演劇祭（映画のカンヌ国際映画祭みたいなもの）
に出場するためにメンバー集めするのですが、
演劇の世界に自由な発想をもたらそうとする京香の意向で
今現在実力はないが芽のありそうな者を集めて挑戦しようとします。

素人同然の者が集まってるので当然困難が多い訳ですが
プロの俳優を夢見ている主人公にとっては足手まといなだけ。
しかし崇拝する京香の考えであり目の前にある目標のため
しぶしぶ登場人物達をレッスンして行きます。
もう発売してるんで詳しくは説明しませんが、
この辺の流れや主人公の生々しい内面等がよく出来てる。
（例：俳優の仕事やレッスンがあるとバイト減らさないといけないが
　せっかく入った俳優の仕事がクソみたいな仕事で愚痴るとか）

一般人からしたら主人公は黒く見えるかもしれませんが
アーティストにとっては共感が得られるいい作品じゃないかと思います。